行することができる。Sは着陸方向に対する滑空比である。したがって、風の強さによって変わる。Rは、機体の姿勢の変わる距離で、スポイラーまたはダイブブレーキを操作しても機速はほとんど一定である。フラップを操作するときは、姿勢が変わらないと、速度を一定に保てない。フラップを閉じれば機首角度Rは小さくなり、あければ大きくなる。風によってB−O線は異なるので、2−33図中のイ、ロ、ハ、ニを参考にするとよい。

アプローチ中の滑空比

アプローチ中の速度

アプローチ中の速度については、2−35図のように最良滑空比速度（最大L/D速度）よりもやや速めの速度で飛行することが常識である。この理由としては、他の種々の作業のために、操縦者の注意が散漫にならないようにする

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